日本語のピッチアクセント

今日は正しい日本語のピッチアクセントについてお話しします。

ピッチアクセントというのは単語内の各文字の音の高低変化のことです。
アクセントというと強弱のように思いがちですが、基本的には日本語はすべての文字を同じ強さ同じ長さで読みます。強弱の概念はありません。
「強弱の概念がない」というのはどう言うことかというと、強弱をつける位置や強さによって言葉そのものの意味が変わったり通じなくなることがないということです。

よくアクセントとイントネーションを混同している人がいますが、アクセントはイントネーションとは違い感情に左右されません。
高低アクセントは助詞を含む単語ごとに決まっています。
文中の例を見ながら確認していきましょう。

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サンプルテキスト
寒気を伴った気圧の谷が本州を通過し、その影響で雲の広がるところが多くなっています。

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まず最初の単語「寒気」の発音は頭高アクセント です。

基本的に、単語は単独で、読まれた時、必ず一つ目の文字と二つ目の文字の音程が変わる、という原則があります。
文節や文の最初の単語は必ずこの法則が、適用されます。
つまりここでは
「寒気」の最初の「か」を音程をあげるようにしましょう。

これをしないとまるで小学生が作文を読んでいるような稚拙な感じに聞こえてしまいますので、よほど特殊な効果を狙わない限りこのルールに従って読むのが良いでしょう。

アクセントのタイプは4種類あります。
平板と尾高、中高では、1つ目の文字より二つ目は必ず上がり、頭高では下がります。

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ポイント1
文節頭のアクセントははっきり付ける。

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次は助詞の音程についてです。
多くの場合、助詞は前の単語の、最後の音と同じ音程で、読みます。
直前の単語が尾高の場合のみ助詞は下がります。

例を見ながら解説しましょう。

「本州↑を」☓
「本州を」◯
「通過↑し」☓
「通過し」◯

このように助詞の音程が前の単語より上がることは、 通常の会話では起こる事ですが、ナレーションやアナウンスでは、感情的に聞こえすぎるため、よほど特殊な効果を狙わない限りしません。
ナレーションは多くの場合、スピーチや演説とは違い、話し手の感情を伝えることが目的ではなく、書かれた文章の意味を正確に伝えることが重要なのです。

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ポイント2
助詞は上げない

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文節の中にある意味の繋がりを持つ、修飾関係にある、単語のアクセントは消えます。
一つ一つの単語全てにアクセントを、つけると文全体の起伏がつきすぎて大意がつかみにくくなります。

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ポイント3
文中のアクセントは消える。

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次は音の長さについてです。
日本語では、一つのひらがなの持つ長さは基本的に同じです。
全ての文字を同じ長さ、同じスピードで読むようにしましょう。
特にこのように助詞を伸ばすと多くの場合、感情的で、子供っぽい印象になってしまいますので、助詞は伸ばさないようにしましょう。

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ポイント4
助詞を、伸ばさない


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